【12月12日 AFP】昨季限りでイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を退団したヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が、ギリシャスーパーリーグ(1部)のオリンピアコス(Olympiacos)を早くも離れることが決まった。クラブが11日に発表した。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やシティでもプレーした35歳のトゥーレは、2005-06シーズンにも所属し、欧州で名前を売るきっかけとなったオリンピアコスに3か月前に加入したが、今回は出場わずか5試合、先発では3試合に起用されただけでチームを去ることになった。

 クラブは「ファンのみなさんにお知らせする。オリンピアコスとヤヤ・トゥーレは、双方合意の上で協力関係を終わらせる」「ヤヤは友人として去り、彼のためであればクラブの扉は常に開いている」と発表した。

 トゥーレは2009年にバルセロナで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)のタイトルを獲得し、シティでは主力の一人として3回のプレミアリーグ優勝に貢献していたが、この夏に契約満了となっていた。

 コートジボワール代表では、100試合以上に出場して19ゴールを挙げている。(c)AFP