【12月17日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、首都科学技術発展戦略研究院(Capital Institute of Science and Technology Development Strategy)はこのほど、中国の技術イノベーションに関する最新の報告書を発表した。

 イノベーション指数による全国289の都市のランキングでは、北京が0.613でトップ、次いで深セン(Shenzhen)が0.549で2位、上海が0.507で3位であり、以下、広州(Guangzhou)、南京(Nanjing)、武漢(Wuhan)、蘇州(Suzhou)などが続いた。

 報告書では北京について、「全国の技術イノベーションの中心地になりつつある。2005年から2017年にかけてレベルアップを続けているほか、行政面のサポートも充実している。ベンチャー企業が活躍し、業績も優れ、影響力や対象範囲も全国でトップである」と分析している。また、こうした実力が経済のモデルチェンジに大きく貢献しており、北京市では新興経済が生産高全体の三分の一近くを占めている。(c)東方新報/AFPBB News