【12月11日 AFP】うじ虫入りチーズ、タランチュラやコウモリの揚げ物、バッタやイナゴ、ネズミを漬け込んだ酒――。米カリフォルニア州ロサンゼルスに9日、「むかむかするような気持ちの悪い食べ物博物館」を意味する「ディスガスティングフード・ミュージアム(Disgusting Food Museum)」がオープンした。

 世界約40か国の「吐き気を催させる」ような食べ物80種類を集めて紹介しており、設置は2か月限定。キュレーターのサミュエル・ウエスト(Samuel West)さんは10月、出身国スウェーデンで1か所目をオープンしている。

 同館の共同キュレーター、アンドレアス・オーレンス(Andreas Ahrens)さんは、「この博物館の目的は、異なる食文化に対して『気持ち悪い』と容易に判断すべきではない、と来場者に伝えることだ」と述べた。(c)AFP/ Jocelyne ZABLIT