【12月9日 AFP】(更新)フランス各地で繰り広げられた、生活費の上昇とエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の政策全般に抗議する「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」運動により、仏全土で1723人が拘束された。同国内務省が9日、発表した。

 「黄色いベスト」デモが行われたのは4週連続。マルセイユ(Marseille)、ボルドー(Bordeaux)、リヨン(Lyon)、トゥールーズ(Toulouse)などを含む複数の都市では今回、デモ隊が警官隊と衝突した。

 拘束された1723人のうち、計1220人の勾留が命じられたという。

 パリの警察当局は、8日に1082人を拘束したと発表している。

 また内務省は、8日のデモ参加者は約13万6000人で、今月1日に行われた1週間前のデモとほぼ同規模だったと発表した。(c)AFP