【12月9日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは8日、第16節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は4-1でフラム(Fulham)に快勝した。チームを率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、またしても先発を外れたポール・ポグバの次戦起用を明言し、定位置奪回へ奮起を促している。

 ポグバが2戦連続で先発落ちする中、チームは最下位のフラムを下し、ここ1年あまりで最高の大勝を飾った。それでも、補強でマンチェスター・シティ(Manchester City)やチェルシー(Chelsea)に対抗できないとたびたび嘆いてるモウリーニョ監督が、クラブ史上最高額の男を再びベンチに置いたことで、ポグバの問題は依然としてチームの火種としてくすぶっている。

 ポグバの先発復帰のポイントについて問われたモウリーニョ監督は、「チームのプレーと同じメンタリティーでプレーしなくてはならない」と話し、12日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のバレンシア(Valencia CF)戦での先発起用を明言した。

「ポールは素晴らしい選手になれる。その可能性を秘めていて、そしてバレンシア戦では先発する」「素晴らしいプレーをし、自分の力を皆に見せてくれるはずだ」

 ポグバ不在の中、ユナイテッドは攻撃陣が爆発して前半だけで3ゴールを奪った。まずは前半13分、マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の短いパスを受けたアシュリー・ヤング(Ashley Young)が対峙(たいじ)したDFを簡単にかわしながらペナルティーエリア内に切れ込み、ファーサイドの上隅にシュートを決めた。

 28分にはロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)のパスに抜け出したラシュフォードが中央へていねいに折り返し、走り込んだフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)が左足で2点目をゴール隅に流し込んだ。41分には意表を突くショートコーナーから、マタがジェシー・リンガード(Jesse Lingard)とのワンツーで抜け出し、最後は折り返しにルカクが難なく合わせた。

 経験豊富なフラムのクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督はハーフタイムに2枚代えを決断し、67分には交代出場のアブバカル・カマラ(Aboubakar Kamara)が自ら得たPKを決めて1点を返したが、逆襲に向けた希望は1分と続かず、アンドレフランク・ザンボ(Andre-Frank Zambo Anguissa)がラシュフォードへのファウルで2枚目のカードをもらい、退場処分となった。

 その後、ユナイテッドは数的不利を背負ったフラムに対してルカクとラシュフォードが絶好機を決めきれないシーンもあったが、最後は82分にラシュフォードがダメ押しの4点目を挙げて大勝劇を締めくくった。

 モウリーニョ監督は「良い結果、良い内容だった。個人としても、少しゴールから遠ざかっていたルカクとラシュフォードにとっては大事な得点になったはずだ」と話した。

「勝つために全力を尽くすというスピリットがあったし、そういう選手を責めることは誰にもできない」「ただ、ユナイテッドファンが、全力を尽くしていないと言って選手を責めるのは本当にやめてほしい。きょうは選手の努力をたたえるべきパフォーマンスだった」 (c)AFP/Ian WHITTELL