【12月9日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は8日、第14節が行われ、首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)の決勝点でシャルケ04(Schalke04)とのルールダービーを2-1で制した。

 7分にトーマス・デラネイ(Thomas Delaney)のヘディングで先制したドルトムントは、61分にダニエル・カリジウリ(Daniel Caligiuri)にPKを決められて同点とされたが、74分に先日祖母をなくしたばかりのサンチョが、ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)とのワンツーから抜け出して決勝点をマークした。今季6点目を挙げたサンチョは試合後、「祖母にゴールを捧げる」とコメントしている。

 ドルトムントは5年ぶりにアウェーでシャルケに勝利し、開幕から続く無敗記録を14試合に伸ばした。主将のマルコ・ロイス(Marco Reus)は、「サンチョが決めた2点目は完璧だった。ああいう形を練習しているんだ」「チームは勝利に値した。90分間試合を支配したからね」と試合を振り返った。

「後半は勢いをなくしたが、最後は良いメンタリティーを示すことができた」

 王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の2得点などでニュルンベルク(1. FC Nuremberg)に3-0で勝利して暫定2位に浮上している。

 前半にレワンドフスキが2度ゴールネットを揺らしたバイエルンは、56分にはフランク・リベリ(Franck Ribery)が勝利を決定づける3点目を挙げた。

 9日の試合でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)がVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に勝利した場合、バイエルンは3位に後退する。(c)AFP/Ryland JAMES