【12月8日 AFP】18-19イタリア・セリエAは7日、第15節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)のゴールでインテル(Inter Milan)を1-0で下し、2位との勝ち点差を11に広げた。

 これでユベントスは今季15試合を終えて無敗を維持。落とした勝ち点は、ホームで引き分けたジェノア(Genoa CFC)戦のみとなっている。勝ち点を43ポイントに伸ばした王者は、9日に下位のフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)と対戦する2位ナポリ(SSC Napoli)を引き離している。

 一方、ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督が率いる3位インテルは、首位ユベントスと14ポイント差に後退。この日のイタリアダービーでの敗戦は、2010年以来のリーグ制覇を目指すチームにとって大きな打撃となった。

 ユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)で行われた一戦は66分、クロアチア代表のマンジュキッチが、元インテルのジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)からのクロスにダイビングヘッドで合わせ、これが決勝点となった。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「マンジュキッチは調子が優れない日でも奮闘し、違いを生み出すことができる数少ない選手だ」「まだリーグ戦の先は長いが、黒星は避けなければならなかった」と語った。

「選手たちには効率的かつ効果的になるよう求めた。前半は半分くらいしか実践できていなかったが、途中からは忍耐強くボールを保持できるようになっただけでなく、チームとしてより組織されていたし、安定していた」「そこからは選手たちの質も必然的に上がっていった」 (c)AFP/Emmeline MOORE