【12月7日 時事通信社】台湾の頼清徳行政院長(首相)は7日の記者会見で、「時機が来たら必ずここ(行政院長ポスト)を離れ、政治責任を取る」と述べた。新年度予算が年明けに立法院(国会)で成立する見込みで、頼氏は早ければ成立後にも辞任し、行政院(内閣)も同時に総辞職する見通しとなった。

 11月下旬の統一地方選では、与党・民進党が県市の首長ポストを半減させ、大敗。頼氏は引責辞任する意向を蔡英文総統に伝えたが、慰留され、「政局の安定を優先する」として続投した。

 ただ続投決定後、野党だけでなく、民進党内からも頼氏の辞任を求める声が相次いだ。頼氏は会見で「私が辞めることでしか、総統はこの局面を打開できない」と強調。蔡氏が再選を目指す2020年初頭の次期総統選に向け、自身の辞任は不可避と判断したもようだ。(c)時事通信社