【12月8日 CNS】「ofoよ、デポジットを返金しろ!」。中国では関連ニュースのコメント欄、微博(ウェイボー、Weibo)掲示板やアップルストア(Apple Store)のレビューコメント欄、さらにはコメント投稿型の動画サイトなど、中国のシェア自転車ofoのユーザーはさまざまな方法を用い、あらゆる場所から返金されない自分たちのデポジットについて訴えかけている。

 また、人員の削減、サプライヤーの債権回収、消費者金融の貸借プラットフォームとの業務提携などのニュースも徐々にofoに対する信用を失墜させる結果にもなった。

 ofoにまだ復活のチャンスはあるのだろうか。

■映画の字幕にも「ofo、金を返せ!」

「動画サイトで閲覧していたある映画の中で、画面に『ofo、金を返せ!』という字幕が流れていたことに気付かなかったら、私もすっかり忘れていた」

 ofoユーザーの許飛さんは、20日ほど前にofoのアプリからデポジットの返金申請をしたが、携帯からアプリを開いて調べると、いまだに「返金処理中」と表示されたままだった。

 許さんによると、アプリの説明には「デポジットの返金は、利用から15営業日内に口座に払い戻す」とある。「すでに20日が経過しても口座に振り込まれていない。多くのネットユーザーに同様の状況が起きていることを知ったが、さらに時間がかかるようなら、金はもう戻ってこないのではと皆が心配している」と許さんは話す。

 実はこれ以前、10月下旬の報道の反響で、ofoはデポジット返金期間を「利用から10営業日内」から「15営業日内」への変更を発表していた。

 期間を再延長したことについてofoは、「オフィスの住所変更に伴い一部サーバーを移転する必要があったため、暫定的だが期間を延長し、作業終了後にはまた正常の期間に戻す」としていた。正常な返金期間はどのくらいの時間なのかという点については、ofo側は全く言及していない。

 しかし、多くのユーザーが怒りを募らせているのは、15営業日を過ぎても依然として返金されていないということだ。ofo公式ウエブサイトに書き込まれたあるユーザーのコメントには、「9月に返金申請したのに、いまだに返金が確認されてない」とあった。

 同社サポートセンターの電話もつながりにくくなっている。

 あるユーザーの話によると、1日に100回以上サポートセンターに電話をしたことがあるが、1度も電話がつながらなかったという。11月30日の夜、記者もofoのサービスセンターに電話をしてみたが、ずっと話し中だった。

 そして、「デポジット返金」になすすべが無くなったユーザーたちは、各種プラットフォームやSNSなどを利用して、早急な返金を要求し始めた。

 調べによると、ofo公式サイトでは11月以降、何らかの公式通知が配信される都度、1000件近いユーザーから「ofo!金返せ!」という返信コメントが残されている。このほかにも、百度(バイドゥ、Baidu)のofo掲示板やアップルストアのレビューコメント欄など、同様に「ofo金返せ」のシュプレヒコールが上がっている。