【12月7日 AFP】フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)は6日、生活費の上昇に対するデモ「黄色いベスト」運動の激化を恐れ、7日から9日にかけて予定されていた同国リーグ1の4試合を新たに延期すると発表した。

 この中には、ティエリ・アンリ(Thierry Henry)監督が指揮するASモナコ(AS Monaco)と、パトリック・ビエラ(Patrick Vieira)監督が率いるニース(OGC Nice)によるコートダジュール(Cote d'Azur)ダービーも含まれている。

 7日の夜にルイII世スタジアム(Stade Louis II)で行われるはずだったモナコ対ニース戦は、モナコ政府および隣接する仏アルプマリティーム(Alpes-Maritimes)県当局からの「合同での」要請を受け、開催が持ち越しとなったとLFPは明かしている。

 また、8日に予定されていたアンジェSCO(Angers SCO)対ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)戦とニーム(Nimes Olympique)対ナント(FC Nantes)戦、さらに9日のサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)対オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦も、地元当局の要求により延期が決まった。

 同リーグではすでに、安全上の問題から8日に予定されていたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)対モンペリエ(Montpellier HSC)戦、トゥールーズ(Toulouse FC)対オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦の延期が決まっていた。今回の決定はそれに続くものとなり、1部リーグの他の全試合も開催を見送られる可能性がある。

 モナコとニースの試合では、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)やフランス代表でチームメートだったアンリ監督とビエラ監督の直接対決が実現するはずだった。

 4日にアミアン(Amiens SC)とのアウェーゲームに臨んだモナコは、ラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が2本のPKを決め2-0で勝利。アンリ監督は就任後の10試合で2勝目を挙げたが、2017年のリーグ王者は最下位から3番目の16位に沈んでいる。

 今節は、首位PSGとの勝ち点差を11にまで縮めたい2位のリール(Lille OSC)とスタッド・ランス(Stade Reims)の一戦など、計4試合が行われる予定となっている。(c)AFP