【12月7日 AFP】ポルトガル1部リーグ、ポルティモネンセ(Portimonense SC)のロジニー・サンパイオ(Rodiney Sampaio)会長は6日、同チームに所属する日本代表MFの中島翔哉(Shoya Nakajima)がイングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に移籍する見通しだと認めた。

 サンパイオ会長はポルトガルのラジオ局「ヘナセンサ(Renascenca)」に対し、「中島のウォルバーハンプトンへの移籍は8割方決まっている。まだ100パーセント決まったわけではないが、1月中にも起こり得る」とコメントしている。「残された問題は、契約解除金が満額支払われるかということだけ」

 中島はポルトガル1部リーグで9月の月間最優秀選手に選ばれており、今季は公式戦で11試合に出場し5ゴールを挙げている。

 中国の資本家が所有するウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は、敏腕代理人として知られるポルトガル人のホルヘ・メンデス(Jorge Mendes)氏とつながりがあり、同氏はこの18か月でポルトガルリーグに所属していたラウル・ヒメネス(Raul Jimenez)やルイ・パトリシオ(Rui Patricio)、ルベン・ネヴェス(Ruben Neves)といった選手の獲得に貢献している。(c)AFP