【12月13日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、2006年7月1日に全線開通した青海チベット鉄道(Qinghai-Tibet Railway)は、営業路線が最も長く、標高が最も高く、速度が最も速く、沿線環境が最も険しいなど、様々な世界記録を持つ鉄道路線として知られている。

 中国鉄道青海チベット集団(China Railway Qinghai-Tibet Group)の統計によると、青海チベット鉄道はこれまで乗客のべ1億8500万人、貨物5億5600万トンを輸送してきた。

 また、2020年には総延長約3980キロになるほか、2035年には北は新疆ウイグル族自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)南部、南は四川省(Sichuan)や重慶市(Chongqing)、西は南アジア地域、東は中国の東西を横断する隴海鉄道(Lanzhou-Lianyungang Railway)へと、広大なエリアをカバーする鉄道網の形成を計画している。(c)東方新報/AFPBB News