【12月6日 AFP】アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)は5日、ファンの暴動によって開催が一時疑問視されていたリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America 2018)決勝第2戦が行われるスペイン・マドリードに到着した。

 激しいライバル関係にあるリーベル・プレート(River Plate)との第2戦を、9日にサンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行うことになったボカの選手たちは、宿泊するホテルの前で大勢のファンから歓迎を受けた。

 ボカの本拠地ラ・ボンボネーラスタジアム(La Bombonera Stadium)で約1か月前に開催された第1戦は2-2のドロー。続く第2戦は、当初11月24日にリーベルのホームであるエル・モヌメンタル(El Monumental)で行われる予定だったが、キックオフの数時間前にリーベルファンがボカの選手を乗せたバスを襲撃し、延期になっていた。

 アルゼンチンのサッカー史上最大の一戦といわれている大一番の2戦目を控え、すでにボカがマドリード入りしたのに対し、リーベルは5日午後に同国の首都ブエノスアイレスを出発している。(c)AFP