【12月6日 時事通信社】国連総会(193カ国)は5日、日本が毎年提出している「新たな決意の下での核兵器廃絶に向けた共同行動」と題する決議案を賛成162、反対4、棄権23で採択した。決議は昨年同様、核兵器禁止条約への言及がなく、同条約の主要推進国が昨年に続き棄権。昨年は賛成した核兵器保有国の米仏両国も棄権に回った。同種の決議採択は25年連続。

 昨年に比べ賛成国は6増えたが、核禁止条約成立前の一昨年の167に及ばなかった。反対国は中国、ロシア、北朝鮮、シリア。決議は11月に160カ国の支持を得て国連総会第1委員会(軍縮)を通過していた。

 一方、核禁止条約の署名や批准を国連加盟国に求めるオーストリア提出の別の決議案も賛成126、反対41、棄権16で採択された。核兵器保有国や、米国の「核の傘」に入る日本は反対した。(c)時事通信社