【12月5日 AFP】18-19フランス・リーグ1は4日、第16節の試合が行われ、ラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)がPKを2本決めたASモナコ(AS Monaco)が2-0でアミアン(Amiens SC)に勝利し、降格圏からの脱出に成功した。

 43分、ブノワ・バディアシル(Benoit Badiashile)がペナルティーエリア内でエミール・クラフト(Emil Krafth)に倒されると、今季ここまで2本のPKを失敗しているファルカオがこれを冷静に成功させた。

 後半アディショナルタイムには、アミアンのDFバカイェ・ディバシ(Bakaye Dibassy)がスパイクを高く上げてモナコの主将を務めるファルカオを倒し退場になると、試合終了間際にはファルカオが再びPKを成功させ、モナコがリーグ戦ここ3試合で2勝目を挙げた。

 それでも、モナコを率いるティエリ・アンリ(Thierry Henry)監督は、チームの勝利にあまり興奮していないと話した。

「チームのパフォーマンスに関しては並外れていたわけではなかったが、なんとか持ちこたえた。幸運にも、必要な時にファルカオがそこにいてくれた」

「われわれは過剰に反応してはいけない。努力し、自分たちを鼓舞するためにそれぞれの試合で良かった部分を出し続けなければならない」

 この結果、得失点差でディジョン(Dijon FCO)とアミアンを上回ったモナコは17位に浮上し、アンリ監督の下でのこの数週間の巻き返しを裏付けた。(c)AFP