【12月5日 AFP】8日に行われる予定だった18-19フランス・リーグ1第17節のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)対モンペリエ(Montpellier HSC)戦が、パリ警察の要請により延期となったことが発表された。

 試合はPSGの本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)で午後4時(日本時間9日午前0時)から始まる予定だったが、安全上の問題を理由に延期となった。「8日に呼びかけられているデモとの直接の関連で、警備の人員をすべてそちらに動員するため、パリ警察は同日に予定されていた試合の延期で、仏プロサッカーリーグ連盟(LFP)とPSGとの合意に達した」とパリ市が発表した。

 リーグ1では他にもう1試合、トゥールーズ(Toulouse FC)対オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)の試合が地元当局の要請で延期となった。

 パリではここ数週間、黄色いベストを着用した人々による燃料税引き上げへの抗議デモが続き、混乱は全国へ広がっている。前週末にはパリで一部が暴徒化し、中心部では治安部隊との間にここ数十年で最悪の衝突が起こった結果、400人以上が逮捕された。

 一方、11日にレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のアウェーゲームが控えるPSGにとっては、延期は重要な一戦へ向けた準備の期間がのびることを意味する。

 5日に敵地でストラスブール(RC Strasbourg)と対戦するPSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、延期のメリットについて「正直に言って、良いか悪いかは分からない」「絶対的にはっきりしているのは、安全が第一だということだ」とコメントした。(c)AFP