【12月5日 AFP】米民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)は3日夜、西部モンタナ州で講演し、「私はこの国で大統領に最もふさわしいと思う」と述べた。2020年の次期大統領選に出馬するとの見方が強まっている。

 地元紙ミズーラ・カレント(Missoula Current)によると、脳のがんで亡くした息子について書いた自著「Promise Me, Dad(原題)」(2017年)のプロモーションツアーの際に立ち寄った場所で発言した。

 バイデン氏は「私たちが国として直面している課題、つまり中間層の苦境と外交は、私がこれまでの人生をかけて取り組んできた課題だ」とも言及した。

 ただ、2年後に共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に挑むかどうかは、家族と話し合った上での決断になると説明。向こう6週間から2か月で最終判断する考えを示した。

 東部デラウェア州の上院議員などを務めたバイデン氏は、バラク・オバマ(Barack Obama)政権で副大統領を2期8年務めた。(c)AFP