【12月4日 AFP】18-19イタリア・セリエAは3日、第14節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は途中出場のアルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)が決勝点を決めてアタランタ(Atalanta)に2-1で勝利し、2位の座を固めた。

 敵地に乗り込んだナポリは前半2分、ファビアン・ルイス(Fabian Ruiz)のゴールで先制するも、56分に元ナポリのドゥバン・サパタ(Duvan Zapata)に同点弾を許した。それでも、ナポリは82分に途中投入されたミリクがその3分後にすぐさま決勝点を挙げた。

 この勝利でナポリは、1日に行われたフィオレンティーナ(Fiorentina)戦に3-0で勝利していた首位ユベントス(Juventus)との勝ち点差8を守った。

 ナポリのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は「全員にとって非常に、非常に重要なゴールだった」「ミリクは定期的にプレーできずに難しい時期を過ごしていたが、モチベーションを保ち続けて集中していた。このゴールは彼に値する」とコメントした。

 ミリクは、この勝利が来週行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の決勝トーナメント進出を懸けた、敵地アンフィールド(Anfield)でのリバプール(Liverpool FC)戦に向けて自信になると語った。

「チャンピオンズリーグの前にフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)との厳しいリーグ戦が控えている。もちろん、リバプールを倒したいが、簡単にいかないことは分かっている。それでも、自分たちのことを信じている」 (c)AFP