【12月2日 AFP】18-19イタリア・セリエAは1日、第14節の試合が行われ、首位ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のPKなどで3-0とフィオレンティーナ(Fiorentina)に快勝し、2位との勝ち点差を11に広げてリーグ8連覇に向けて突き進んでいる。

 ユベントスは、31分にロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)のゴールで先制し、69分に主将のジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)がボレーシュートで追加点を挙げると、79分にロナウドがペナルティースポットからリーグ14試合目にして自身10点目を決めた。

 ゴールを喜んだ際にイエローカードを受けたロナウドは今季初めて途中交代となり、試合残り約10分をベンチで過ごした。

 ユベントスは5連勝で今季リーグ戦13勝目。ホームのジェノア(Genoa CFC)戦で引き分けたものの、敵地での試合では全て白星を挙げている。王者の勝ち点は40まで伸びており、3日にアタランタ(Atalanta)を迎え撃つ2位ナポリ(SSC Napoli)は同29となっている。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は「このチームは見事な王者であり、素晴らしい才能を持つが、何よりも人として優れている。テクニックだけでは十分ではなく、謙虚さが必要だ。チームメートのために相手を追いかけることをいとわない選手が必要だ」とコメントしている。(c)AFP