【11月30日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が20か国・地域(G20)首脳会議で予定されていたロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との会談を中止すると発表したことを受け、ロシア大統領府は遺憾の意を表明した。

 トランプ氏とプーチン氏はアルゼンチン首都ブエノスアイレスで開催されるG20首脳会議に合わせて12月1日に会談を行う予定だったが、ロシアによるウクライナ艦船拿捕(だほ)を理由にトランプ氏が会談中止を発表した。

 ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は同国メディアに対し、「米政府の会談中止決定を遺憾に思う」「これは国際間、および2国間協議における重要課題の議論が無期限に延期されるということだ」と述べた。

 ただ、一方でペスコフ報道官はプーチン氏が「米国首脳と接触する用意はできている」とも語った。(c)AFP