【12月6日 東方新報】北京市人民政府報道弁公室と北京市体育局はこのほど、開幕する「北京市第1回冬季運動会」の共同記者会見を開催し、組織委員会の執行主任を務める北京市体育局の趙文(Zhao Wen)局長が大会の紹介を行った。

「北京市第1回冬季運動会」は、北京市が開催する最大規模の総合ウィンタースポーツ大会で、競技の部と一般参加の部に分かれており、参加選手や運営側などを合わせると、大会に参与する人の数は約6万2400人に達する見込みだという。

 大会は今年12月5日に市内の五棵松体育館(Wukesong Indoor Stadium)の開幕式からスタートし、来年1月まで行われる予定だが、一部競技の予選は今月からすでに始まっている。

 趙局長はまた、「競技には1556人の青少年選手が参加し、そのうち、予選のあるショートトラックスピードスケート、フィギュアスケート、スキーの3種目には688人が参加する。ショートトラックスピードスケートとフィギュアスケートの予選は11月10日から18日にかけてすでに終了しており、スキー予選は12月15、16日に行われる予定だ」と述べた。

 また、一般参加の部は、カーリング、スキー、そり、アイスホッケー、そして北京の湖、什刹海(Shichahai)で300年前の冬に行われていた競技を近年になって復活させた「氷蹴球」(氷上のサッカー)の5種目。北京経済技術開発区(Beijing Economic-Technological Development Area)、燕山地区(Yanshan)、市労働組合、衛生・計画生育委員会、身体障害者連合会、ボランティア連合会などのスタッフがチームを組織して参加する。一般参加の部の参加者の年齢は、6歳から60歳までと幅広く、4484人が参加する見込みだという。(c)東方新報/AFPBB News