【12月3日 AFP】男子ゴルフ、ヒーロー・ワールドチャレンジ(2018 Hero World Challenge)は2日、バハマ・ナッソーのアルバニーGC(Albany Golf Club)で最終日が行われ、スペインのジョン・ラーム(Jon Rahm)が通算20アンダーで優勝を飾り、一年を勝利で締めくくった。

 最終日に7ストローク伸ばして2位に4打差をつけたラームは、スペイン勢として初の大会制覇を果たした。

 一方、2位に入れば世界ランキング1位に返り咲く可能性があったジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)は、同じく7アンダーを記録して猛追したが、18番でトニー・フィナウ(Tony Finau、米国)にバーディーを奪われたことで、王座復帰を阻まれた。

 最終ホールで約4メートルの劇的なバーディーパットを沈め、通算16アンダーでフィニッシュしたフィナウが単独2位。ローズは大きくスコアを伸ばしたが、同15アンダーで3位となった。

 18人が出場する今大会でホストを務めるタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は1オーバー「73」を記録し、通算1アンダーで17位。松山英樹(Hideki Matsuyama)はスコアを3つ落とし、最下位に終わった。(c)AFP