【11月29日 AFP】米俳優シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone、72)は28日、映画「ロッキー(Rocky)」シリーズで40年以上にわたって演じてきたロッキー・バルボア(Rocky Balboa)役の引退を示唆した。

 スタローンはインスタグラム(Instagram)に投稿した動画の中で、米国で最近公開されたロッキーシリーズ最新作『クリード 炎の宿敵(CREED II)』への出演について「最後のロデオだ」と述べ、自身を象徴する役であるロッキーに別れを告げる準備はできていると語った。

 スタローンは「ロッキーは2006年に終わったと思っていた、それで十分満足していた」と述べた上で、共演者のマイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)を指し示しながら「そして突然この若者が現れ、物語全てが変わった」「物語は新たな世代、新たな困難、新たな冒険へと引き継がれた」と語った。

 またスタローンは「この意義あるキャラクターを生み出し、演じられたことは私にとってこの上ない名誉だった」「胸が張り裂けそうだが、全てのものは過ぎ去り、終わりを迎えなければならない」と語った。(c)AFP