【11月29日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中に強制労働をさせられたとして元徴用工や元女子勤労挺身(ていしん)隊員の韓国人たちが三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries)に損害賠償を求めた2件の訴訟で、韓国大法院(最高裁)は29日、三菱側の上告をそれぞれ棄却し、同社への賠償命令が確定した。

 大法院は三菱側に賠償金支払いを命じた二審判決を支持。原告それぞれに未払い賃金を含む8000万~1億5000万ウォン(約800万~1500万円)を支払うよう命じる判決を確定させた。(c)AFP