【12月5日 東方新報】中国道路運輸協会が主催する「都市旅客輸送分会2018年度会議兼改革開放40周年公共バス発展フォーラム」がこのほど、北京で開催された。会議によると、2020年には北京の公共バスはすべて新エネルギーとクリアーエネルギーを使用し、全保有台数の中に占める電気駆動バスの比率を50%以上に引き上げ、都心と副都心部においては全数電気駆動化するという。

 北京公共交通集団(Beijing Public Transportation Group)戦略改革発展部の責任者、徐正祥(Xu Zhengxiang)氏の話によると、同集団では、新エネルギーとクリーンエネルギー車の発展に注力しており、今年と来年に新規購入する電気駆動車は全体の9割に達し、計画では、2020年には同集団の全部の車両が新エネルギーとクリーンエネルギー車になるという。

 同集団の「第13次5か年計画」によると、老朽化した化石燃料車を逐次、更新に合わせて淘汰(とうた)し、新規に購入する車両は、すべて新エネルギーとクリーンエネルギー車とする予定だ。2020年には、全市の電気駆動公共バスは1万1000台を超え、全バス保有台数の50%に達するという。2018年末の新エネルギーとクリーンエネルギー車の割合は70%に達し、2020年末には、都心と副都市部の公共バスはすべて電気駆動車となる予定だ。(c)東方新報/AFPBB News