【11月26日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)は25日、モナコで年間表彰式を開き、アイルランドのシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)制覇に貢献したジョニー・セクストン(Johnny Sexton)が最優秀選手に選ばれた。

 セクストンは、2年連続で受賞していたオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)のボーデン・バレット(Beauden Barrett)や、南アフリカのファフ・デクラーク(Faf De Klerk)らを抑えての選出となった。

 レンスター(Leinster Rugby)に所属する33歳のセクストンは、アイルランドの選手としては2001年のキース・ウッド(Keith Wood)氏以来2人目の受賞となった。

 アイルランドは最優秀チームに輝いたほか、ジョー・シュミット(Joe Schmidt)ヘッドコーチ(HC)が最優秀コーチに選ばれ、3部門でタイトルを獲得した。

 セクストンを中心とするアイルランドは今年、6月のオーストラリア戦以外では負けておらず、シックスネーションズではグランドスラム(全勝優勝)を達成。さらに、今月17日にはニュージーランドを16-9で破り、同国からホームで初めて白星を挙げた。

 また、日本の森喜朗(Yoshiro Mori)元首相が競技の功労者に贈られる「バーノン・ピュー賞(Vernon Pugh Award)」を受賞している。(c)AFP