【11月25日 AFP】ラグビーテストマッチが24日、各地で行われ、イングランドは37-18でオーストラリアを下した。母国に勝って今年最後の試合を締めくくったイングランドのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)も上機嫌だった。

 ジョーンズHCは今年1月、日本で開催されるW杯(Rugby World Cup 2019)の2年後に当たる2021年まで契約を延長していたが、その後はシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2018)から6月に行われた南アフリカとのシリーズにかけて5連敗を喫し、経験豊富な指揮官の地位は疑問視されていた。

 それでも、イングランドは南アフリカ遠征の最終戦を25-10で制し、シリーズ全体としては1勝2敗と負け越しながらも連敗を止めていた。「南アフリカで改善することができたと思う」と振り返ったジョーンズHCは、「シックスネーションズは厳しいものになった。準備やチームの方向性にいくつか間違いがあり、修正する必要があった。それをやったまでだ」と話した。

 これでイングランドは、世界王者のニュージーランドに15-16で惜敗した試合を除き、11月に行われたテストマッチの成績を4戦3勝とした。ジョーンズHCは「この(11月の)シリーズは良いステップになったし、来年のシックスネーションズでさらに前へ進めるだろう」と付け加えている。(c)AFP/Julian GUYER