【11月25日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2018)は24日、ワールドグループ決勝が行われ、フランスのピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)/ニコラ・マウー(Nicolas Mahut)組が6-4、6-4、3-6、7-6(7-3)でクロアチアのマテ・パビッチ(Mate Pavic)/イワン・ドディグ(Ivan Dodig)組を退け、戦績を1勝2敗とした。

 クロアチアは前日のシングルスでボルナ・チョリッチ(Borna Coric)とマリン・チリッチ(Marin Cilic)が共に勝利し、この日のダブルスに勝てば2度目の大会制覇が決まったが、パビッチ/ドディグ組は先日のATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)で準優勝したフランスペアに接戦の末に敗れた。

 25日のシングルス2試合を残し、連覇へ望みをつないだフランスのヤニック・ノア(Yannick Noah)監督は、試合後のコートサイドで「まだ終わっていないし、チャンスはある。有利とは言えないが、可能性は残されている」と語った。

 またノア監督は、ストレートで敗れた前日のチリッチ戦で鼠径(そけい)部を痛めたツォンガが25日のチョリッチ戦でプレーできるか問われると、回答を避けた。今シーズンの大半を故障で棒に振ったツォンガは、9月にツアーに復帰したばかりだった。(c)AFP