【11月25日 AFP】18-19イタリア・セリエAは24日、第13節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は好調のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)がそれぞれゴールを挙げ、下位SPALに2-0で勝利した。両選手が2試合連続で得点を決めた首位ユベントスは、暫定ながら2位との勝ち点差を9に広げた。

 ロナウドは29分、ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)のFKに合わせて今季リーグ戦9点目を挙げ、ジェノア(Genoa CFC)のクシシュトフ・ピョンテク(Krzysztof Piatek)と並び得点ランキングで首位に立った。

 60分にはマンジュキッチが追加点を奪って勝利を確実なものにし、27日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の大一番、バレンシア(Valencia CF)戦へ向けて軽く足慣らしを済ませた。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、直近8試合で7点目を決めてユベントス加入後における公式戦での総得点を10に伸ばしたロナウドについて「クリスティアーノは相手が油断しているところを襲う。それこそまさにわれわれが求めていることだ」とコメントした。

「1本パスが多いだけで、そのチャンスは失われてしまう」「クリスティアーノは動きも決断も速い。視界の隅にドウグラス・コスタ(Douglas Costa)の姿を捉えると、パスを戻した。次の動きを行う前に考えられるよう、われわれは全員がそうした感覚を向上させなければならない」

 33歳のロナウドは、この日初めてキャプテンマークを巻いたマンジュキッチの2点目にも貢献した。ロングボールに走り込んだロナウドは味方選手に折り返すと、ドウグラス・コスタのシュートは相手に弾かれたものの、これにマンジュキッチが詰めて追加点をマークした。

 一方、3位のインテル(Inter Milan)はケイタ・バルデ・ディアオ(Keita Balde Diao)の2ゴールなどで19位に沈むフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)に3-0で快勝し、暫定ながら勝ち点で2位ナポリ(SSC Napoli)と並んだ。インテルは、28日に行われるチャンピオンズリーグでトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのアウェーゲームを控えている。

 また、ASローマ(AS Roma)はアウェーでウディネーゼ(Udinese)に0-1で敗れ、レアル・マドリード(Real Madrid)と対戦する27日のチャンピオンズリーグを前につまずいている。(c)AFP/Emmeline MOORE