【11月24日 AFP】男子ゴルフのスーパースター2人による賞金900万ドル(約10億円)を懸けた豪華マッチプレーが23日、米ラスベガスのシャドークリーク・ゴルフコース(Shadow Creek GC)で行われ、フィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)がプレーオフ4ホール目で1.2メートルのバーディーパットを沈め、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)から勝利を収めた。

 招待客700人だけが観戦する中、ミケルソンとウッズはペイ・パー・ビュー(PPV)で中継された注目のマッチプレーで22ラウンドに及ぶ勝負を繰り広げた。最後のホールでは、ウッズがティーショットをグリーンに乗せながらも1.8メートルのバーディーパットがわずかに届かなかったのに対し、ミケルソンは短いパットを沈めて勝利をものにした。

 それまでに勝負を決めるパットを何本か外していたミケルソンだが、最後は93ヤードのパー3をミスなくプレーして賞金を総取りした。

 48歳のミケルソンと42歳のウッズは共にピークは過ぎたものの、合計でメジャー通算19勝を誇る名選手として、この日も見る人を楽しませるゴルフを披露した。

 1990年代後半から2000年代前半にかけて全盛期に到達した両者は、そこから徐々に下降線をたどってメジャーでの勝利からもしばらく遠ざかっているが、2018年シーズンには共に久々のツアー優勝を飾っている。(c)AFP