【11月24日 AFP】アフガニスタン東部のホスト(Khost)州にある同国陸軍基地内の混雑したモスクで23日、自爆攻撃が起き、金曜礼拝に来ていた少なくとも9人の兵士が死亡、22人が負傷した。地元当局が明らかにした。

 アフガニスタンでは17年に及ぶ紛争終結に向けた一連の外交努力が続いているが、武装勢力がここ数週間全土で攻撃を強め、犠牲者を出す事件が相次いでいる。

 現時点で犯行声明は出されていないが、モスクを標的にした自爆攻撃の大半でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。

 モスクのあるイスマイル・ケル・マンドザイ(Ismail Khel Mandozai)地区の第203軍団第1旅団の報道官は、兵士9人が死亡、22人が負傷と発表した。

 一方、匿名を条件にAFPの取材に応じたある政府当局者は、死者27人、負傷者44人としている。(c)AFP/Adnan Khan