【11月25日 Xinhua News】中国では宅配荷物の件数が増加を続け、昨年はついに400億件の大台を超えた。滋賀と東京に本社を置く「KYOTO ROBOTICS」は、この巨大な中国物流市場に挑もうとしている。

 社長を務める中国江蘇省出身の徐鋼(Xu Gang)氏は2011年、産業用ロボットの目と脳の役割を果たす3次元ビジョンセンサーを世界に先駆けて開発。従来のロボットでは実現できなかった自律的判断と動作の自動化に成功した。徐氏は中国進出について、「日本で培った技術の優位性を保ちつつ、中国物流業界の自動化や省人化に貢献したい」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News