【11月21日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は20日、2016年のファイナル制覇に貢献したJ・R・スミス(J.R. Smith)がチームを離れると発表した。レブロン・ジェームズ(LeBron James)を失ったキャバリアーズは、現在イースタン・カンファレンス最下位に低迷しており、チーム再建に取り組んでいる。

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 キャバリアーズは33歳のスミスについて、「チームはJRと彼の代理人と将来について話し合い、これ以上チームと行動を共にしないことになった」と発表している。

「JRと彼の家族の幸運を願っている。このコミュニティー、チーム、そして2016年のファイナル制覇における貢献に感謝している」

 この数時間前、米ウェブサイトのジ・アスレチック(The Athletic)のインタビューでスミスは、現在2勝13敗、ロードでは8連敗中のキャバリアーズはわざと負けようとしているとチームを批判していた。

 キャバリアーズはスミスをトレードで放出しようとしており、スミスは次の所属先が決まるまでチームを離れて練習することになる。スミスは、レブロン擁するロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)との21日の試合を含め、キャバリアーズの試合には帯同しない。

 2015年にニューヨーク・ニックス(New York Knicks)からキャバリアーズに加わったスミスは、シューターとして2016年のファイナル制覇に大きな役割を果たしたが、今季はキャリア最低の1試合平均6.7ポイントと低調だった。(c)AFP