【11月21日 CNS】中国・南京市(Nanjing)紅山森林動物園(Hongshan Forest Zoo)で15日、「オランウータンをいたわる愛護週間」のイベントが行われた。

 イベントでは、南京市内の幼稚園児らが動物園に訪れ、オランウータンにプレゼントをあげたり、オランウータンのパフォーマンスを見たりした。中でも、絵を描くオランウータンが注目を集めた。

 イベントの少し前、オランウータンの「楽申(Le Shen)」は、国外のオランウータン専門家による指導のもと、絵を学び始めた。飼育員の励ましもあり、約10日間の訓練を経て上達。イベントの際も、楽申が描く絵のレベルは悪くなく、センスを感じる色の選択や組み合わせで、あっという間に作品を完成させた。

 同動物園によると、今後は週に一度、オランウータンの生態についての講座を開き、来園客にもっとオランウータンを幅広く知ってもらう機会を設けるという。(c)CNS/JCM/AFPBB News