【11月20日 AFP】米フェイスブック(Facebook)傘下の写真共有アプリ、インスタグラム(Instagram)は19日、ユーザーが自身のアカウントを実際より人気があるよう見せ掛けるために第三者が提供するアプリを悪用して水増ししたフォロワーや「いいね」の数のほか、作り上げたコメントの削除を開始すると発表した。

 インスタグラムによると、このようなアプリを使っているアカウントの検知やコメントの削除には自動学習機能のあるソフトウエアを使用。ユーザーにはフォロワーやいいねの数が削除されたことが通知されるという。

 インスタグラムはブログの投稿で「ここ最近、第三者が提供するアプリを使用して人工的に閲覧数を増やしているアカウントが確認されている」「本日より、人気を水増しするアプリを使ったアカウントから本物ではないフォロワー数やコメントの削除を開始する」と明らかにした。

 フェイスブックをめぐっては、同社がロシアによる情報操作に関する警告を無視し、同社に批判的な専門家の評判を落とすためにコンサル会社を利用していたと米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報道し、新たな批判にさらされている。(c)AFP