【11月23日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、中国・浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)の文一西路(Wenyixilu)にあるレストランで、午前0時から同5時まで、ダンボール箱と料理を交換するサービスを提供している。

 入口に貼り出されたメニューには、「ダンボール箱を1箱持ってくれば温かいおかゆと、2箱で肉ワンタン、5箱で麺類またはご飯の定食と交換する」と記されている。

 このレストランのオーナーは、「この周辺は多くの人が住んでいるため、大量の宅配便のダンボール箱がしばしば散乱している。この方法を取ることで、ダンボール箱をまとめられる。また、料理を交換に来る客は、一日懸命に働いた宅配ドライバーや夜勤労働者、早朝勤務労働者がほとんどだ。彼らにとって、ダンボール箱は身近なものだ」と語る。

 深夜でも働く人たちのために、夜間でも利用できるよりよいサービスを提供していくことが、今後の都市の管理者たちに求められている。(c)東方新報/AFPBB News