【11月19日 AFP】フランス各地で18日、燃料価格の高騰に対する抗議デモが前日に続いて行われ、当局などによると計400人以上が負傷した。一部の参加者はデモを今後数日も続ける考えを示している。

 警察によれば、デモ参加者は初日の17日は全国で計30万人近くに達したが、2日目は約4万6000人にとどまった。ただ、警察と再び衝突したほか、自動車などとの接触事故も起きた。

 クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相は18日、これまでに重傷者14人を含めて400人余りが負傷したと発表。負傷者はその後さらに増えた。

 デモ参加者はその服装から「黄色いベスト」と呼ばれており、同じ色だからか、北西部カーンでは人気キャラクター「ピカチュウ(Pikachu)」の着ぐるみが登場。警察隊と対峙(たいじ)する一幕もあった。

 同日夜、フランス2(France 2)の番組に出演したエドゥアール・フィリップ(Edouard Philippe)首相は、現在の対処方針を変えるつもりはないと表明する一方、デモ参加者らの「怒りや苦しみは聞こえている」と配慮を示した。

 映像前半は、南部の地中海沿岸都市グラース(Grasse)で、警察官やデモ参加者の集まりに自動車で突っ込み、拘束される運転手。首都パリで抗議するデモ参加者ら。17日撮影。後半は、カバイヨン(Cavaillo)で道路を封鎖するデモ参加者ら。18日撮影。(c)AFP/Marc PRÉEL