【11月19日 AFP】18NFLは18日、第11週の試合が各地で行われ、ヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)は23-21でワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)に勝利して7連勝を飾った。テキサンズは新人のジャスティン・リード(Justin Reid)がインターセプトリターンタッチダウンを決めて勝利に大きく貢献した。

 テキサンズは10-7とリードして迎えた第2クオーターの残り2分38秒、自陣エンドゾーンでQBアレックス・スミス(Alex Smith)のパスを奪ったリードがそのままフィールドを一直線に駆け抜け、タッチダウンを決めた。

 リードは「いけそうだと感じた瞬間、急いで相手QBの方を見てボールを投げたかを確認したら、すでにボールは空中にあって、ちょうど僕の方へ飛んできていた」と振り返った。

「ボールを持って走り出したときは、太陽の光しか目に入らなかった。実は僕にとって人生初のピック6(インターセプトリターンタッチダウン)で、これまでは2回タックルされていたんだ」「だからまぶしいけど決めるしかなかった。誰にも止めさせるつもりはなかった」

 同日、テネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)が10-38でインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)に敗れたため、テキサンズはAFC南地区で2ゲーム差をつけて首位に立っている。

 一方、これで6勝4敗となったレッドスキンズは感謝祭の22日、ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)とのNFC東地区首位をかけた大一番に臨むが、この試合でスミスが足を負傷し、シーズン中の復帰は絶望となった。

 この日、カウボーイズは22-19でアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)に勝利し、プレーオフ進出へ向けて息を吹き返した。第4クオーターに入ってから10点のリードをふいにしたが、試合終了直前にブレット・メイハー(Brett Maher)が40メートル近いフィールドゴールを決めて競り勝ち、戦績を5勝5敗とした。

 ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)はスーパーボウル王者のフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)に48-7で大勝。戦績を9勝1敗とし、順調に首位固めを行っている。

 QBドリュー・ブリーズ(Drew Brees)はパス30本中22本成功で363ヤードを稼ぎ、タッチダウンパスは4本、インターセプトは0回だった。トレクアン・スミス(Tre'Quan Smith)がレシーブ10回で157ヤードを獲得し、タッチダウン1回を記録した。

 ピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)は20-16でジャクソンビル・ジャガーズ(Jacksonville Jaguars)から逆転勝利を収めた。前半は無得点に終わり、第4クオーター終盤まで10点を追う状況だったが、終了間際にQBベン・ロスリスバーガー(Ben Roethlisberger)がタッチダウンを決めて勝利を収めた。(c)AFP