【11月19日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2018)第19戦のバレンシアGPは18日、MotoGPクラスの決勝が行われ、ドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーソ(Andrea Dovizioso、イタリア)がシーズン最終戦で優勝を飾った。

 途中、雨による30分の中断を挟むなどしたレースは、年間王者であるレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)を含めた多くの選手が完走できない荒れた展開となった。

 その中で、ドビツィオーソはチーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のアレックス・リンス(Alex Rins、スペイン)、KTMのポル・エスパルガロ(Pol Espargaro、スペイン)に大差をつけて優勝を飾った。ドビツィオーソは今季4勝目。ドゥカティ勢のバレンシアGP優勝は10年ぶりとなった。

 ドビツィオーソは「クレイジーなレースだった。最初はまったく感触がつかめず、リンスがすごく速くてついていけなかった」「そこから少しずつスピードは上がっていったが、非常に危険だった。これだけ水が張っている中でクラッシュしなかった自分を褒めたい」とコメントした。

「再開後はバイクにいくつか変更を加えて、新しいタイヤを履いたらすごく手応えがあった。よく走ってくれたし、ぎりぎりまで攻められるようになって、他の選手はついてこられなくなった」「こういう形でシーズンを終えられて気持ちが良い」

 マルケスはレース序盤、高速でコーナーを曲がっていた最中にバイクのコントロールを失い、ハンドルの前に投げ出されるような形で転倒。モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)も2位で走っていた終盤に転倒し、エスパルガロが最高峰クラス初の表彰台に食い込んだ。

 それでもロッシは、マルケス、ドビツィオーソに次ぐ年間3位でシーズンを終えている。(c)AFP