【11月18日 AFP】フランスの調査会社Ifopが実施した世論調査で、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の支持率は前月比4ポイント減の25%まで低下したことが、18日明らかになった。

 前日には燃料価格の上昇に対する抗議デモ「黄色いベスト(Yellow Vest)」運動が全国各地で行われ、専門家の間ではマクロン大統領に対する不満の広がりを示しているとの見方が出た。

 幅広く注目を集めた世論調査の結果によると、マクロン氏の実績に「非常に満足」との回答はわずか4%にとどまり、「おおむね満足」は21%だった。一方、「おおむね不満」は34%、「非常に不満」は39%に上った。

 調査は11月9~17日に1957人を対象に実施され、18日の仏日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du Dimanche)に掲載された。今回の結果は、仏大統領は選出後まもなく支持率が下がり始めるという、フランソワ・オランド(Francois Hollande)前大統領やニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)元大統領もたどった傾向を改めて示した。(c)AFP