【11月18日 AFP】18-19フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯(Rostelecom Cup 2018)は17日、モスクワで男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、平昌冬季五輪チャンピオンの羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が右足首のけがを乗り越えてGP2連勝を飾った。

 五輪2大会連続金メダリストの23歳は、前日のショートプログラム(SP)で世界最高得点をたたき出し、2位に20点差をつける好発進を決めていたが、この日の公式練習で転倒し、前年のGPファイナル欠場につながった時と同じ右足首を負傷。練習を途中で切り上げ、痛めた箇所をアイシングしながらリンクを後にした。

 それでも羽生はリンクに戻って来て大会に出場し、ミスはあったもののエドウィン・マートン(Edvin Marton)氏の「アート・オン・アイス(Art on Ice)」に乗せた演技を滑り切った。羽生が滑り終えると、メガスポルト・アリーナ(Megasport Arena)に駆けつけたファンは「くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)」のぬいぐるみを投げ込んで健闘をたたえた。

 得点は167.89点で、合計278.42点。これで第3戦フィンランド大会(ISU Grand Prix of Figure Skating 2018 Helsinki)に続く連勝を飾り、カナダ・バンクーバーで12月に行われるGPファイナル進出を決めている。

 羽生はオリンピック・チャンネル(Olympic Channel)で「朝の練習でひねってしまった。去年ほどひどくはないが痛い。構成を変えなくてはならず、良い演技をできなくて残念に思う。もっと良い演技がしたかった」とコメントした。

 モリス・クビテラシビリ(Morisi Kvitelashvili)が「ロックオペラ モーツァルト(Mozart L'Opera Rock)」の楽曲に乗せてほぼミスのない演技を披露し、羽生と約30点差の2位に入った。ジョージアの選手がGPシリーズの表彰台に入るのは初めてとなる。

 友野一希(Kazuki Tomono)がSP4位から一つ順位を上げ、合計238.73点で3位に入った。(c)AFP