【11月17日 AFP】18-19フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯(Rostelecom Cup 2018)は16日、モスクワで男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、五輪王者の羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が今季最高得点を更新する圧巻の演技で首位発進した。

 ソチ冬季五輪平昌冬季五輪の2大会連続で金メダルを獲得した羽生は、会場のメガスポルト・アリーナ(Megasport Arena)でアルゼンチン出身のピアニスト、ラウル・ディ・ブラシオ(Raul Di Blasio)の「秋によせて(Otonal)」に乗せた完璧なパフォーマンスを披露し、110.53点の高得点をたたき出した。

 通算2度の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)制覇を誇り、GPシリーズではキャリア初となる1シーズン2勝を目指している羽生は、今シーズンから新ルールが導入されたことによって、これまでの世界記録がリセットされて「過去のもの」となる中、再びSPの世界最高得点を樹立した。

「今回は自分の中でパーフェクトとは言えないけれど、何とか結果としてノーミスと言っていい出来」と振り返った羽生は、「準備段階で反省点があった」「全体的には満足。あすのことは分からないけれど、全力を尽くしていきたい」とコメントした。

 平昌五輪で24位だったジョージアのモリス・クビテラシビリ(Morisi Kvitelashvili)は、英国出身のピアニストとして知られるトキオ・マイヤーズ(Tokio Myers)の「Bloodstream」に乗せた演技で、自己ベストの89.94点を記録して2位の好位置につけた。3位には82.33点でスウェーデンのアレクサンデル・マヨロフ(Alexander Majorov)が入った。

 日本勢では、友野一希(Kazuki Tomono)が82.26点で4位につけている。(c)AFP