【11月20日 CNS】中国・湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)で15日、2018年中国(湖南)国際軌道交通産業博覧会が開幕し、中車株州電力機車(CRRC Zhuzhou Locomotive)が製造した動力分散型アルミ合金製2階建て高速鉄道用車両が初めて公開された。

 同車両は、流線型の先頭形状で、モジュール化設計理念を採用。4、6、8連結で運行し、8連結の場合は座席数820席、最大乗客数1708人だ。

 海外市場を見据え、時速160キロを基本プラットフォームとし、車体、台車などの核心部分は高速鉄道の基準に基づき設計、検証されるという。顧客の要求によりアップグレードが可能で、時速160キロ以上の速度に達することもできる。軽量化設計で、複合制動制御を採用しており、安全で省エネという。(c)CNS/JCM/AFPBB News