【11月16日 AFP】サッカー国際親善試合が15日、各地で行われ、イングランドはウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で米国に3-0で勝利した。この試合限定で代表復帰したウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)は、若手選手の活躍に未来は明るいとコメントした。

 ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督は経験の浅いチームをピッチに送り込んだが、イングランドはジェシー・リンガード(Jesse Lingard)、トレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)、代表デビュー戦となったカラム・ウィルソン(Callum Wilson)が得点を記録して米国を圧倒した。

 18日にウェンブリーで行われるUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)でイングランドは、W杯ロシア大会(2018 World Cup)の準決勝で敗れたクロアチアにリベンジを挑む。クロアチアに勝利すればイングランドは初開催の同大会で4強入りとなる。

 ルーニーは「個人的な意見だが、今週見た限りではイングランドは安泰だ」とコメントしている。

「彼らは輝かしい道を歩んでいる。まばゆい未来を持つ若い選手の素晴らしいグループだ」「彼らはイングランドにトロフィーを持ち帰る次のチームに限りなく近いだろう」

 この試合で最も歓声が上がったのは、イングランドの最多得点記録保持者のルーニーが途中出場でピッチに立った58分だった。

「この試合はずっと自分とともに生き続けるだろう」「こういったことがあるのは初めてだったので議論はあったが、イングランドというチームで何かを成し遂げ足跡を残した選手に対しては、ふさわしいことだと思う」 (c)AFP/Kieran CANNING