【11月15日 AFP】米大リーグ(MLB)、2018年シーズンのサイ・ヤング賞(Cy Young Award)が14日に発表され、ナ・リーグではニューヨーク・メッツ(New York Mets)のジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom)が、ア・リーグではタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)のブレイク・スネル(Blake Snell)が、ともに初受賞を果たした。

 記者による投票でデグロムは、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)のマックス・シャーザー(Max Scherzer)やフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)のアーロン・ノラ(Aaron Nola)を、スネルはクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)のコーリー・クルーバー(Corey Kluber)やヒューストン・アストロズ(Houston Astros)のジャスティン・ヴァーランダー(Justin Verlander)をそれぞれ抑え込んだ。

 10勝9敗という戦績ながらも、デグロムは両リーグを通じて今季最高となる防御率1.70を記録。これは、マウンドが現在の高さにまで下げられた1969年以降では、史上6位の数字となっている。精彩を欠いたメッツが77勝85敗に終わる中で、右腕のデグロムは今季の大リーグで2番手に付ける217イニングを投げた。

 デグロムは1位票30のうち29を獲得したものの、サイ・ヤング賞に選出された先発投手としては史上最も勝ち星が少なくなっている。

 一方のスネルは、労使交渉で短くなったシーズンを除けば受賞投手としては最少の180回と3分の2しか登板していないが、21勝を挙げた。

 25歳の左腕は対戦した打者を打率.178に抑え、防御率はデグロムに次ぐ1.89だった。先発した31試合のうち、2失点以下に抑えたのは27試合で、そのうち21試合は1失点あるいは無失点だった。

 レイズはプレーオフのワイルドカード争いでオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)に7ゲーム差を付けられていたが、スネルはプレーオフを争った5球団との直接対決では9勝2敗、防御率2.00だった。(c)AFP