【11月16日 Xinhua News】中国電子商取引(EC)大手京東集団(JDドット・コム)傘下の「京東X未来レストラン」1号店が10日、天津で正式オープンした。最大収容人数は100人で、現在40種類余りの料理が楽しめる。

 注文から材料の準備、調理、配膳、決済まで全ての業務をスマートロボットと人工知能(AI)が担う。

 消費者が注文すると、バックヤードで調理任務が調理ロボットに割り当てられ、配膳ロボットが出来上がった料理をテーブルまで運ぶ。

 「京東X」事業部「未来レストラン」責任者 唐思宇(とう・しう)氏

 われわれの目標は実のところ、人間のやる仕事をより効率よく、手軽で簡単にすることです。われわれが調理場で使う飲食業用ロボットによりシェフの仕事量は大幅に軽減され、レストランのシェフに対する依存度も下げられます。一般的に、ロボットの扱いに比較的慣れ、手順通りに料理の制作と準備ができれば、われわれの調理場の従業員になれます。(c)Xinhua News/AFPBB News