【11月13日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するフランク・リベリ(Franck Ribery)が、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのリーグ戦に2-3で敗れた後、テレビ解説者のパトリック・ギロー(Patrick Guillou)氏の顔を平手打ちしたと、11日に独紙ビルト(Bild)が報じた。

 敵地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)で敗れた王者バイエルンは順位表で5位に下がり、首位を走る無敗のドルトムントとの勝ち点差は7にまで広がった。

 ビルト紙は、ドルトムント戦後のバイエルンのチームバス内で、beINスポーツ(beIN Sports)で解説を務めているギロー氏とリベリがもめていたとする複数の目撃者の証言を掲載。その説明によれば、リベリはギロー氏の顔を3度たたいた後に胸を突き飛ばしたという。

 同紙はまた、バイエルンのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)氏がこの件について認めたと伝えている。

「同じフランス人で付き合いの長いギロー氏と口論になったとリベリから報告を受けた。この件をどう解決するか議論するため、直接話し合うことになった」とサリハミジッチ氏は話している。

 同紙によれば、今季公式戦15試合に出場しながらノーゴールのリベリは、この試合でギロー氏が口にしたネガティブなコメントに腹を立てていたという。またリベリの妻は、インスタグラム(Instagram)で夫に向け、ギロー氏は「とても退屈で役立たず」というメッセージを送っていた。(c)AFP