【11月16日 Xinhua News】中国黒竜江省亜布力(ヤブリ)スキー観光リゾートにあるパンダ館でこのほど、初雪が降った。ジャイアントパンダの「佑佑(ヨウヨウ)」と「思嘉(スージア)」は大喜び。パンダ館の屋外運動場で、雪の上を走り回ったり転げ回ったり、土を掘ってタケノコを探したりと、休むことなく遊び続けた。

 スタッフによると、ジャイアントパンダがこれほど「興奮」するのは、土が真っ白な雪に覆われ、パンダの縄張りの見た目が変わるためで、縄張りを改めて知ろうとし、しるしを付けるという。飼育員は食べ物を隠すなどの方法で刺激を与え、ジャイアントパンダがより多くの自然の習性を示すことができるようにしている。

 黒竜江省亜布力スキー観光リゾートのパンダ館は、中国で最北の地にあり、冬季の屋外温度が最低となるパンダ館だ。「佑佑」と「思嘉」は2016年7月に、四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センターから「北上」してここに入居し、すでに2年余りの時間を過ごしている。(c)Xinhua News/AFPBB News