【11月12日 AFP】バドミントンの福州中国オープン(Fuzhou China Open 2018)は11日、各種目決勝が行われ、男子シングルスでは大会第1シードの桃田賢斗(Kento Momota)が21-13、11-21、21-16で第4シードの周天成(Tien Chen Chou、チョウ・ティエンチェン、台湾)を下し、またしてもタイトルを獲得した。

 粘り強く食い下がる相手を66分で振り切った桃田は、勝利すると疲れきった様子でコートにあおむけに倒れた。桃田は10月のデンマーク・オープン(DANISA Denmark Open 2018)でも周天成と決勝で顔を合わせ、同じく3ゲームで勝利を収めている。

 桃田はこれでワールドツアー今季4勝。さらに世界選手権(2018 TOTAL BWF World Championships)とアジア選手権(Badminton Asia Championships 2018)も優勝と、充実した24歳のシーズンを送っている。

 桃田は引き続き、13日から始まる香港オープン(YONEX-SUNRISE Hong Kong Open 2018)に出場する予定で、1回戦は元世界ランク1位の林丹(Dan Lin、リン・ダン、中国)との対戦となっている。

 女子シングルスでは、第7シードの奥原希望(Nozomi Okuhara)が第4シードの陳雨菲(Yufei Chen、チェン・ユーフェイ、中国)との決勝に臨んだが、10-21、16-21で敗れて準優勝だった。(c)AFP