【11月12日 AFP】18-19スペイン1部リーグは11日、第12節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は敵地でセルタ(Celta de Vigo)に4-2で勝利し、サンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)暫定監督の続投を期待させる結果となった。

 ソラーリ暫定監督の就任後、レアルはこれで4連勝となり、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差は4にまで縮まった。

 試合後、レアルのエミリオ・ブトラゲーニョ(Emilio Butragueno)ディレクターは「彼(ソラーリ暫定監督)は素晴らしい仕事をした」「われわれは状況の進み具合にとても満足している」とコメントした。

 ソラーリ暫定監督は自身の今後について「どうなるか見てみよう。基本的に、私はあまり早い段階から先のことを考えるタイプではない。あしたは休みだ」と話した。

 レアルは、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が鮮やかなトラップと反転からスペースに抜けると、ゴールの隅にシュートを流し込み先制。その後、ベンゼマの強烈なシュートがグスタボ・ダニエル・カブラル(Gustavo Cabral)に当たってゴールネットを揺らしレアルがリードを広げるも、セルタはウーゴ・マージョ(Hugo Mallo)が美しいボレーシュートを決めて点差を縮めた。

 しかし終盤、レアルはセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がチップキックでPKを成功させると、カブラルが2枚目のイエロカードで退場処分となった。レアルはダニ・セバージョス(Dani Ceballos)が素晴らしいロングシュートを突き刺して勝利を確実にしたあと、後半アディショナルタイムにブライス・メンデス(Brais Mendez)に得点を許した。

 ソラーリ暫定監督にとって唯一の問題は、カゼミーロ(Casemiro)やセルヒオ・レギロン(Sergio Reguilon)、ナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias ‘Nacho’)の全員が交代を強いられたように、負傷者が続出したことだった。また、前半にはギャレス・ベイル(Gareth Bale)も左足首を強打していたが、プレーを続行した。(c)AFP